今回はフリーの音声認識エンジンであるJuliusのインストール方法についてです
以下のように音声を認識します。
pass1_best: 朝 は 、<input rejected by short input> pass1_best: 今日 は 、 sentence1: こんにちは 。 pass1_best: おはよう ござい sentence1: おはよう 抑え た 。 pass1_best: 迷っ sentence1: ま よ pass1_best: おはよう sentence1: おはよう 。 pass1_best: ニュース sentence1: ニュース ! pass1_best: スケジュール 、 sentence1: スケジュール 。 pass1_best: 者 と なっ sentence1: しか 〜 ん pass1_best: 者 と なっ sentence1: シャット ダウン 。
・・・見ての通り思ったより精度が低いですが、十分実用レベルです
当方Mac OSXバージョン10.7.5です。
試行錯誤の末、以下の手順でインストールできた。
Juliusダウンロード&インストール
http://julius.sourceforge.jp/index.php?q=newjulius.html から最新版をダウンロード。
具体的には SourceForge.jp: CVS Repository: julius4 へ行き,そのページの最下部にある 「Download tarball」をクリック。最新版がダウンロードされます
ダウンロードしたjulius4を解凍し、
ターミナルを起動して、解凍したディレクトリー「julius4」へ移動
ターミナルを起動して、解凍したディレクトリー「julius4」へ移動
ターミナルにて、
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
上手く行けば
/usr/local/bin/julius
にインストールされているはずなので、実行(julius)すると
/usr/local/bin/julius
にインストールされているはずなので、実行(julius)すると
Julius rev.4.1.2 - based on
JuliusLib rev.4.1.2 (fast) built for i686-apple-darwin
Copyright (c) 1991-2009 Kawahara Lab., Kyoto University
Copyright (c) 1997-2000 Information-technology Promotion Agency, Japan
Copyright (c) 2000-2005 Shikano Lab., Nara Institute of Science and Technology
Copyright (c) 2005-2009 Julius project team, Nagoya Institute of Technology
Try '-setting' for built-in engine configuration.
Try '-help' for run time options.
こんな感じに表示されます。
2,ディクテーション実行キットのダウンロード&インストール
http://julius.sourceforge.jp/index.php?q=dictation-kit.html から、最新版(v4.1)をダウンロード。
ダウンロードしてきたファイル(dictation-kit-v4.1.tar.gz)を解凍します。dictation-kit-v4.1の中にfast.jconfが有るので、このディレクトリ「dictation-kit-v4.1」に移動してfast.jconfを指定し、Juliusを実行します
$ julius -C ./fast.jconf
本来上のコードで実行可能ですが、エンコード指定しないと???表示になっていたので以下のコマンドを実行。
$ julius -C fast.jconf -charconv EUC-JP UTF-8
音声認識が始まるので、日本語を認識すればおk。
実行時にエラーが出る場合は、portaudioのインストールが必要かもしれない。
その場合は以下のリンクを参照。
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